みなさん納豆食べてますか?
納豆って発酵食品なので、なんとなく体に良さそうって感じですよね。
納豆にはナットウキナーゼという成分があります。
このナットウキナーゼは、どんな効果があるのでしょうか。
そしてこの効果を最大限に引き出すための方法とは!
ナットウキナーゼってなんだ?
ナットウキナーゼってそもそも納豆のなんなんだ?
って人多いと思いますので、詳しくご説明しましょう。
納豆のネバネバ成分
ナットウキナーゼは、納豆をかき混ぜた時にできるネバネバです。
これは納豆を作る時に使われる「納豆菌」でタンパク質分解酵素なります。
ナットウキナーゼの効果
整腸作用
納豆菌は、生きたまま腸まで届くので整腸作用があります。
腸内の善玉菌と酵素を作り、その酵素が整腸作用をもたらし便秘や下痢などを防いでくれます。
血栓を溶かす
ナットウキナーゼには、血栓を溶かして脳梗塞や心筋梗塞などを予防する効果があります。
1週間に1パック納豆を食べている人と食べていない人だと、食べている人の方が血栓症で亡くなる死亡率が32%も低いことがわかっています。
血液サラサラ効果
血栓を溶かす効果がある納豆は、血液もサラサラにします。
これにより動脈硬化やエコノミー症候群の予防にも繋がるんです。
高血圧を下げる
血液サラサラ効果があるので、血圧を下げる効果もあります。
コレステロールを下げる
色々な効果があるナットウキナーゼですが、さらにコレステロール値も下げる効果があります。
日頃から脂っこい食事や暴飲暴食をしている方は、納豆を食べて脂質異常症予防をしてみてはいかがでしょうか。
納豆を食べるタイミング
これだけ体にいいことがわかった納豆ですが、一体どんなタイミングで食べるのがベストなのか。
なんとなく朝食のお供として食べるイメージが強いですが、より効果的にするにはどうすればいいのか紹介します。
朝食べると
便秘改善
便秘気味の人は朝食べましょう。
納豆には食物繊維があり、整腸作用があるので便秘の人にはもってこいの食品です。
また便秘を改善することで、美容効果もあります。
ダイエット&冷え性予防
タンパク質が熱を体内で作ることで、代謝がアップすることでダイエット効果や冷え性の改善効果があります。
夜食べると
血液のドロドロをなくす
夜間寝ている間は、水分が取れず血液がドロドロになってしまいます。
そのため、血栓ができやすく脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。
ナットウキナーゼの血栓を溶かす効果は、寝てる間の8〜10時間ほど効果が持続することにより、血液のドロドロを無くして脳梗塞などのリスクを減らす効果があります。
風邪予防も
納豆に含まれる「ジピコリン酸」という成分が抗菌殺菌作用があることがわかっています。
夜、寝ている間は唾液の量が減ることで、口の中でウイルスが繁殖しやすくなっている状態なので、夜に納豆を食べることで、抗菌殺菌作用が働きウイルスの繁殖を抑える効果があるので、風邪の予防にも繋がるという訳なんです。
美肌効果
ビタミンBを多く含む納豆には、新陳代謝を高めて肌のダメージ修復効果があり、紫外線などのダメージを分解して、蓄積させない効果もあるので美肌効果が期待されます。
食べる量
こんなに体にいい納豆には、残念ながらプリン体があります。
プリン体は、痛風の原因となる尿酸値をあげる要素があります。
ナットウキナーゼの効果を期待するには、納豆1〜2パック程度で十分です。
いっぱい食べたとしても、1日4パックまでならプリン体的に問題ありません。
あまり過剰摂取するのは痛風の原因にもなるので気をつけましょう。
納豆の効果を最大限に引き出す方法
納豆の食べるタイミングがわかりました。
それではその効果を最大限に引き出す方法をご紹介します。
常温で20分待ってから
通常納豆は冷蔵庫で保存していると思いますが、冷蔵庫から出してきてすぐに食べてはいけません。
納豆は、常温で置くことにより発酵が進むんです。
発酵が進むとナットウキナーゼも増加して効果が格段に増えます。
しかも納豆自体の粘り気が増え、旨味も増えるので大変美味しく食べることができます。
熱に弱い
ナットウキナーゼは熱に弱い性質があり、50℃を超えると効果が減少するんです。
納豆と言ったら「納豆ご飯」でしょう。
しかし炊きたてのご飯は50℃を超えてしまい、効果がなくなってしまいます。
当然、加熱するオムレツなどに納豆を入れる場合なども一緒です。
納豆を食べる場合は、冷やし蕎麦などの冷たい料理に合わせるか、そのまま食べるようにしましょう。
お酢と一緒に食べる
納豆にお酢を小さじ1〜2杯入れることにより高血圧予防になります。
元々お酢には、血圧上昇を抑制する効果やカルシウムの吸収がよくなる効果があります。
納豆のもつカルシウムを効率よく吸収しますし、血液サラサラ効果があるので高血圧予防にピッタリなんです。
またお酢は、内臓脂肪を減少させたり血糖値の上昇を抑える効果もあるので、生活習慣病予防にも適しています。
賞味期限ギリギリで食べる
納豆には「ポリアミン」という成分があり、臓器の老化や炎症を防ぐ効果があります。
この成分は、ガンの予防や美肌効果が期待できると言われていますが、納豆の日が経つにつれてポリアミンが増えていくので、買ってすぐに食べずに賞味期限ギリギリで食べる方が効果的です。
まとめ
納豆ってご飯のお供ってだけで、全然気にしてませんでしたが体にすごくいい食べ物なんですね。
納豆の効果を最大限に引き出す方法をおさらいです。
・冷蔵庫から出して20分待つ
・熱に弱いので、そのまま食べる
・お酢と一緒が効果的
・賞味期限ギリギリが最高なタイミング
一個でも実践すれば、普通に食べるより効果的だと思おうので、ぜひ実践してみてください。