鯖(サバ)の水煮缶すごい流行ってますね。
なぜ流行しているのかご存知ですか?
体に良いとされている青魚のサバの水煮缶にどんな効果があるのかをご紹介します。
血液がドロドロしているのをサラサラに
サバの水煮缶には、血液をサラサラにする効果があるんです。
なぜサラサラにする効果があるのかは、後程ご説明しますが逆に血液がドロドロだと人間の身体はどうなってしまうのか説明していきます。
血液がドロドロになる理由
「食生活」「運動不足」「水分不足」「喫煙」などから、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の数値が高くなると、血液がドロドロになっている証拠です。
血液がドロドロになると、血の流れが悪くなってしまいます。
流れが悪くなると、血液を一生懸命に流そうするので血管に圧力がかかり血圧が高く(高血圧)なります。
またコレステロールが増えると、血管の中に中性脂肪などが溜まりやすく、血管が詰まり狭くなることから流れを止めてしまいます。
この現象を「動脈硬化」と言います。
動脈硬化になると
動脈硬化になると様々な病気の危険性が出てきます。
主に、「心筋梗塞」「狭心症」「脳卒中」「脳梗塞」「脳出血」「大動脈瘤」「腎疾患」などの恐れがあります。
これは、詰まった血栓の塊が剥がれて、心臓や脳に流れてしまい血管が詰まることで引き起こしてしまいます。
EPAの血液サラサラ効果で高血圧予防
イワシ、サバ、アジなどの青魚にはEPAとDHAという栄養素が多く含まれます。
EPAは青魚の皮や脂、血合いなどの中に多く含まれている栄養素で、このEPAが血液をサラサラにする効果があるんです。
またEPAはn-3系脂肪酸の一つで、体内でほとんど作ることができない必須脂肪酸の一種なんです。
★n-3系脂肪酸に関しては体にいい油の種類と摂り方を解説〜オメガ3,6,9〜で詳しく解説をしていますので参考にしてください。
EPAは熱に弱い
ですがEPAは、熱に弱い性質があります。
なので焼き魚などの場合は、焼いた時に出る脂の中にEPAが流れ出てしまいます。
その点、水煮缶は生のサバを缶詰にして加熱処理をしているので、缶詰の中の煮汁も一緒に食べることで豊富なEPAを一緒に摂取することができるんです。
EPAが多い魚
食材 | 100g中の含有量(mg) | 食材 | 100g中の含有量(mg) |
ハマチ | 1,545 | イワシ | 1,381 |
マグロ | 1,288 | サバ | 1,214 |
やはりお魚に多く含まれています。
ハマチやマグロはスーパーで購入すると結構高価ですが、サバ缶なら手軽に買えてEPAが取れるのは嬉しいですね。
★その他EPAの多い食材に関しては「魚に含まれる栄養素」を参考にしてください。
どれくらい食べれば効果がでるのか
サバの水煮缶を1日1缶すべて食べてください。
特に汁には、大切な栄養素(EPA)が溶け出しているので、汁も残らず飲みましょう。
食べやすのは「サラダ」とか「煮物」とか汁を全部使って作れるレシピがいいですね。
トマト煮は、サバの臭みも取ってくれるのでオススメです。
食べる期間としては約1〜2週間です。
悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪、高血圧の数値が高い人が、2週間食べ続けた結果、見事に標準値まで下がることがわかっています。※症状や個人差によって変わります。
毎日1日1缶食べる事で、血液がサラサラになります!
ぜひ試してみてください。
まとめ
鯖などの青魚に含まれるEPAが血液をサラサラにして、「高血圧」「脂質異常症」「動脈硬化」などの病気の予防になるんですね。
特に缶詰は、そのまま汁も全部飲む事で無駄なくEPAを摂る事ができます。
ただし味噌煮缶もありますが、カロリーが高い為オススメできません。
必ず水煮缶で料理に加えて食べることをオススメします。
なんにしても続けることが大切です。
以上「サバ水煮缶で血液サラサラ!高血圧の予防にも効果的なワケ」でした。