みなさん治験やモニターに参加された事ありますか?
参加する方法って知ってますか?
今回は、参加したいと思ってるけどわからない人のために、どのように治験や各種モニターに参加するのか、その応募方法や参加した時の流れなどを順にご紹介していきます。
初心者でも簡単!治験やモニターの応募方法
まずは治験を知ろう
まず治験について学びましょう。
実際、治験をする意味や目的を知ってからの方が、参加する際の意義や参加後の優越感などが違うと思います。
簡単に言うと、「新しい薬や機能性がある健康食品を販売するのに必要な研究」です。
詳しくは治験ボランティアの実態!全国で実施している新薬開発の流れとはをご覧ください。
募集会社を探して応募する
現在、多くの治験やモニターを紹介している「募集会社」が存在します。
薬の治験が多いところ、希少疾患が多いところ、健康食品や化粧品などのコスメ関係のモニターが多いところ、地域に特化しているところまで様々です。
ではどのように探せばいいのでしょうか。
まずはGoogleで「治験 東京」や「モニター 糖尿」など調べたら一発で出てます。
または、ご自身が気になっていることを検索してみるとか。
例えば、「コレステロール モニター」や「シミシワ モニター」などです。
募集会社でも先程お伝えしたように特色があるので、いくつかご紹介します。
ぺいるーと
北海道、関東、関西、福岡を中心とした募集サイトです。
健康男性入院治験や健康食品、美容などのコスメ、子供を対象としたモニターを扱ってます。
特に札幌のモニターに関しては多くの案件をご紹介しています。
VOB
主に関東を中心とした募集サイトです。
季節的な試験(花粉症、インフルエンザなど)も取り扱いがあります。
生活向上WEB
関東、関西、福岡を中心とした業界最大手の募集サイト。
どちらかというと治療をされている方や希少疾患(ガンなど)の治験が多い感じです。
インクロム
大阪で健康な男性をメインとした入院試験をするならここです。
このようにまず募集サイトを探して、まず自分がやってみたい治験や健康食品、化粧品(コスメ)モニターを探しましょう。
もしご自身が何かの病気をされているなら、その病名で探すこともできます。
探して該当する治験やモニターが見つかったら、募集会社に会員登録して応募です。
どの募集サイトも無料登録ができるので、費用は一切かかりませんのでご安心ください。
※一番下に、オススメ募集会社一覧がありますので、そちらからご登録もできます!
なぜ登録が必要なのか
治験に参加するには、本人確認や身元の確認が必要になるからです。
担当会社が、みなさんに代わって実施施設に予約情報としてお伝えする流れになります。
参加の予約方法
参加してみたい治験やモニターを、WEBから応募した後の流れをご紹介します。
募集サイトからの連絡
応募後に、募集サイトから電話かメールで連絡が来ます。
連絡が来た際に、治験参加に必要な質問事項を聞かれるので、ウソ偽りなく回答をしてください。
その治験の内容にもよりますが、だいたい10〜15分程度で終わります。
中には電話連絡なしで、webのみで予約が完結するところもありますが、基本的には電話がきます。
参加日時の決定
質問事項で問題なく参加ができることが決まったら、今度は参加日時の予約をします。
参加する治験やモニターによって、場所や日時が異なりますので、応募の際に日時の確認も必ずするようにしましょう。
場所と注意事項の確認をする
日時が決まったら、当日の参加場所と注意事項を確認してください。
大抵忘れないように、後からメールで送ってくれるので必ず確認しましょう。
治験やモニター参加時の主な流れ
それでは、予約後どんな流れで治験やモニターに参加していくのかをご紹介します。
事前検診
事前検診とは、治験やモニターに参加される方の体調や身体の状態を確認して、参加条件に当てはまってるかを確認する検診のことを言います。
基本的には「身体測定」「身長体重測定」「採血・採尿」「生活習慣アンケート」「問診」などを行います。
治験内容によっては骨密度や肌測定など色々な検査を実施することもあります。
この事前検診の結果で、参加条件を満たすと本試験に参加することができます。
治験の内容によっては、事前検診に参加する人の人数は、数百人〜十数人までさまざまです。
勘違いされる方が多いですが、事前検診に参加をすると必ず本試験に参加ができると思われるかもしれませんが、必ず参加ができる訳ではありません。
もちろん負担軽減費(謝礼)は支払われます。
相場としては1,000〜5,000円までが基本ラインとなっています。
本試験
事前検診で条件に合致をした方が、晴れて本試験に参加ができます。
本試験は各治験やモニターの内容によって日数と条件が異なりますので、募集要項をしっかり確認をして応募をしましょう。
それでは入院と通院のパターンをご紹介します。
入院パターン
治験ボランティアの実態!全国で実施している新薬開発の流れとはでご紹介したように、入院治験はフェーズIにあたります。
数日間入院をしてもらって、治験参加者の生活習慣を同じにして投薬後、検査します。
参加が終了すると負担軽減費(謝礼)がもらえます。
相場としては下記の通りです。
・入院試験:1泊約10,000〜30,000円
※入院する泊数によって変動します。
通院パターン
フェーズII・Ⅲと健康食品やコスメモニターは通院タイプになります。
期間はバラバラで、数年〜4週間程度でこの間に数回定期的に通院していただきます。
入院治験とは違い、自宅で治験薬や健康食品を服用して日誌をつけながら参加します。
負担軽減費の相場としては下記の通りです。
・通院治験:1通院10,000円
・健康食品、コスメモニター:1通院7,000〜15,000円
このようにモニターの内容により様々です。
また支払い方法は、その場で手渡しでもらえる場合や振込みになる場合もあります。
参加後の休薬期間
治験やモニターの参加が終了すると、次に新たに参加できるまで約1〜3ヵ月程度期間をあける必要があります。
これを「休薬期間」と言います。
なぜあける必要があるのでしょうか?
これは、前に参加した時の薬や健康食品などが完全に体内から消えるのを待つためです。
期間をあけず参加してしまうと、前の薬などの成分が残っている場合があり、正しいデーターが取れない可能性があるからです。
ただし、コスメなど化粧品モニターの内容によっては、期間をあけずに参加できるモニターも存在します。
治験やモニターに参加する上でのルール
最後に治験やモニターに参加する上での、基本的な「ルール」についてです。
ダブルエントリー
治験やモニターに応募する際は、同時に違う治験やモニターへの参加はできません。
すなわち「ダブルエントリー」ができないルールになっています。
なぜかと言うと、対象となる治験薬や健康食品の効果がわからなくなるからです。
先程お話した休薬期間とも似ていますが、どの薬で効果が出ているのか・・・正しい数値を得ることができなくなるからです。
また違う薬や健康食品が混ざる事で、体調不良を起こす可能性も否めません。
安全性の観点からも、同時に違う治験やモニターへの参加はできなくなっています。
もしダブルエントリーが発覚した場合は、「今後治験やモニターに参加ができなくなる」「負担軽減費の支払いがされない」事もあります。
キャンセルについて
体調不良や身内の不幸など避けられないキャンセルは問題ありません。
しかし寝坊や参加がめんどくさいなどの場合は、今後の参加ができなくなる場合もありますので気をつけた方がいいでしょう。
また寝坊しても必ず予約した募集会社へ連絡を入れるなど、最低限のマナーは必要です。
日程変更も可能かもしれませんし、しっかり連絡をすれば次回の参加が可能になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
基本的な治験やモニターへの参加の流れでした。
最後におさらいしときましょう。
・募集会社を探して会員登録
・自分にあった条件のモニターを調べる
・応募してみる
・参加する
まだまだ認知されていない部分も多いかと思いますが、治験やモニターに参加して治療中の病気が改善したケースもありますので、ぜひ参加をしてみてください。
新薬開発や健康食品、トクホの商品などの発売には、このようなボランティア参加が必要不可欠です。
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